TAMISA

The Door to INDIA 旅の振り返り -02-

こんにちは、Yuumiです^ ^
7月13日〜18日 india retreatの振り返りその2!

さて!
15日オーロヴィル2日目はいよいよ?早速?
この旅の目的のひとつマトゥリマンドゥーに行きますよ!

朝は木々に囲まれながら心地よい芝生の上で呼吸法を。
わんちゃんがバイブレーションに引き寄せられるようにずっと隣で一緒に呼吸をしてくれていました。

インドは想像よりも少し涼しく、外での朝ヨガは今日も素晴らしい日になるなと感じる時間でした。

さて朝ごはんを食べてみんな初めてのAuto(アト)に乗ってオーロヴィルのセンターに移動です。


無事マトゥリマンドゥーの予約ができて、まずはビデオ室へ。(予約必須です)
オーロヴィルの誕生までの話、マトゥリマンドゥー建築、村の構造デザインについての話。
インド人の修学旅行生達と一緒に聞きました。


オーロヴィルは約60カ国以上、約3200人の人々が暮らしており、
環境的実験都市として、永続的農業、森林・水資源保護、持続可能な資材を利用した建築など、様々なプロジェクトが行われる世界最大のエコビレッジ。

"私たちがエゴではなく、魂に基づいて生きるとき、真の調和が地球上に訪れる"
というオーロビンドのビジョンを具体的に形にすること、
現在も多様性の中での人類の調和を目的に、その試みは国際的に承認されています。

そのオーロヴィルの中心にあると言われている
「オーロヴィルの魂」であるマトリマンドゥーという瞑想ホール。
生命の偉大な原理である宇宙の母を表しています。

そこには決まった瞑想法はなく、ただ静かに集中してそこに留まり、自分の意識を見つけようとするための場所として在り続け、村は規則正しい円形ではなく、少しずれた楕円形。これは宇宙を表しているそう。
(英語だったので全てを理解することができず、帰ってきてから何度もオーロヴィルについて調べましたが、奥が深く、まだまだ魅了されっぱなしです。)

 

センターからは乗合バスで入り口まで向かいます。
さて私、2度目のマトゥリマンドゥー。
手荷物など、全てを預けてガーデンコーナーから入ります。

まずはマトゥリマンドゥーに入る際の注意事項を聞きます。

前回も感じた、ただここにいるだけでどこからか溢れる満たされている感覚。
毎日村の方々、ボランティアの方々が整えているガーデンコーナー。
少しオーロヴィルの他の場所ともまた違う空気感があり、ここには調和と多様性を象徴するように様々な種類の植物が華やいでいました。
もちろん日本の植物も。

ガーデニングコーナーの辺りからは"keep quiet"。シーッと描かれた札が立っていて徐々に自然と、自分と、繋がる時間が始まります。
金色の瞑想ホールに入る前には、その下に位置する池のような場所を囲み静かに過ごし、落ち着いたところでさぁいよいよ中へ。

建物の外で靴を脱ぎ、中は薄暗くてもわかるくらい真っ白で静か。
暑くもなく寒くもなく、明るくもなく暗くもない。無機質とは違い少し懐かしくもある空間。

一列に並び、メインの部屋へと続く道を歩きます。
その光景は不思議と生前、もしくは死後に見たような光景。

部屋に入ると世界一大きいと言われるクリスタルボールを囲むようにそれぞれの位置へ着きます。
くしゃみや咳などは反響が強いので禁物。それぞれの呼吸の音までもが聞こえそうな静けさ。

天井から入る一本の光がクリスタルにまっすぐと降り、瞑想法に決まりはなく静かな時間を過ごします。

少し明るくなったら終了の合図です。
来た道とはまた違う道を通り地上へと戻ります。
そして外へ出て、今度はまた違う小さな瞑想の部屋に。


創始者の一人、Motherは
Flowers are the players of the vegetal kingdom.
花は植物界の祈りです。
と残していて、

マトゥリマンドゥーの金色の球体の周りには花びらをモチーフとした12の部屋があり、
それぞれは母なる属性にちなんで名付けられ、

8つは神に対する態度、
"誠実" "謙虚さ" "感謝" "忍耐" "志" "受容性" "進歩" "勇気"

4つは人類に対する態度
"善良さ" "寛大さ" "平等" "平和"

を表しています。

ピンと来た場所に入る、もしくは入らなくてもOK。長くいても短くいてもOK。
また、それぞれの時間を過ごします。


金色の瞑想ホールの横には大きなBanyan tree(ガジュマルの木)があり、
実はこれがオーロビルの中心に位置しています。
昆虫や、鳥、リスやミミズクが身を寄せ合ったり自由に

大きな木に身を委ねると、私が受け取ったのは

すーっと満たされていく感覚。と、同時に空っぽになった感覚。
浄化したい。ここのところ漠然と考えていた私にとって浄化された感覚でした。
余計なものを手放したい。もっとクリアで美しくありたい、と省くことばかりを考えていたけれど、
それとは真逆の満ち溢れた時にまっさらになるのを感じました。

自分の固定概念のようなものがまた一つアップデートされ、確信になった瞬間です。


生きていく上で計画、志は必要です。
しかしその計画や志に意識を向け過ぎるとそれはただの工程になり、
"結果"が伴わない時に"否定"が生まれるのではないかなと。

想像の世界、未来や過去に生きているのではなく私たちは"今ここ"に生きて存在しています。
地球とつながり、私の意識とつながり、私の魂と繋がる。
それがこの地球で生きる私たちに与えられた豊かな方法。

その方法を使って、目の前に広がるこの土地の景色と、わたし達の内なる扉の先にある景色に出会う。
それは誰かに連れて行ってもらうのではなく、自分自身で。
ここへ来る判断をしたご参加の方々も、覚悟(決断)をした分以上にそれぞれ何かを感じてらっしゃたのではないかと感じました。

起こる出来事は変えられずとも、感情、行動は自分で決められます。

私たち人間ができること、内側の精神の力でそれぞれの世界を変えていくこと。
過去に起こった経験、未来への想像や感情も自分が選べるのだとしたら、
今の自分は何を選びたいのかな。
意外と全てイージーです。

Banyan treeはおおらかに全てを内包し、
オーロビルを象徴する豊かさでした。

自然界は争わず、全てを許し委ねています。


さて。マトゥリマンドゥー満喫後はセンターに戻りご飯^ ^
今日も美味しいミールスです♪

そしてお買い物!

オーロヴィルで作られたお洋服や雑貨たち。
袋もアップサイクルで可愛い。

みんな目がキラキラ。
ハンドメイドの1着ずつしかないお洋服や、手漉きの紙、伝統的な製法のものがたくさん。
夢中になってお買い物をしていました。

さて、みんな自転車をゲットしたのでその後は自由時間です。
カフェでお茶をしたりオーロビルを散策したりと楽しそうでした^ ^

晩ご飯はこの日もまたホテルでビュッフェ。
美味しくてみんなせっせとおかわりおかわり。

夜はサットサンガ。
この時すでにみんなはマブダチ感!だったのでそれぞれのこの旅の動機や、マトゥリマンドゥーで感じたことをたくさんたくさん話しました。
言えるは癒える。共感や刺激や感じることたくさん。
良き時間でした。

自分と繋がり、全ては自分。ではありますが、
愛する人がいることは財産で、自分を含めた全てを愛し、生まれたハーモニーは心地よく広がります。
ありがとうと思えること、ありがとうと口にできることはかけがえなくありがたく、美しい行為ですね。

心が満ちる素敵なサットサンガでした。


ボリューム満点すぎましたかもしれません旅の振り返りその2。
ここまでお付き合いをありがとうございます^ ^

その3へ続く!

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