TAMISA

沖縄での夏休み

こんにちは、えりです。ご無沙汰しております。
2週間程、早めの夏休みを頂いておりました。関西から徐々に南下していこうという計画で、まずは、フェリーで大分の別府まで。温泉を堪能した後に、沖縄に移動し、しばらくのんびりしてきました。



初夏、みなさんは、いかがお過ごしですか?

今回、滞在していたのは、沖縄本島の海辺です。確か、3年前に石垣島は訪れたのですが、沖縄の本当へ行くのは、20年以上ぶりでした。沖縄、地図で見ると小さな島と思っていたのですが、大きな島でした。笑





最初に滞在していたのが、本部半島の北側に位置する今帰仁村(なきじんそん)。
なんといっても飛び抜けて透明度が高い海。そして、緑豊かな手つかずの自然がいっぱい。

今帰仁のエネルギーは、とっても優しかった。たくさんの鳥たちのハーモニーで目が覚めて、1日が始まる。おいしい島の恵みを頂いて、海と遊んで、太陽に撫でてもらい、この村へ寄せてもらえたことに、とっても感謝。

観光客は、全くと言っていい程、ほとんど見なかったなぁ。というか、ほとんど外に人が歩いてさえいない、とっても静かな村でした。一度、道で地元のおばあちゃんに出くわした時があった。お婆ちゃんは、綺麗な緑の大きな葉っぱを集めていて、孫の小学校にいる山羊が、この葉っぱが大好物で、一番美味しいって言うんだ。って教えてくれた。この村は時間の流れ方がちがう。とっても良い意味で。



滞在させてもらっていたお宿が本当に素敵で、今回の旅のハイライトです。
Somos(ソモス)という2部屋だけの特別なお宿です。


チェックインの時間が遅れちゃったんだけど、オーナーさん、待ってくれていて、到着したのは夜の8時を過ぎていて、真っ暗の中、お宿を見つけて、階段を上がると、電気の着いた建物を発見。

かわいい建物の中の奥のカウンターのところで、ひとり、ギターを弾きながら歌っている人がいる。
かわいいなぁ。自由だなぁ。と思いながら、「こんばんは〜。遅くなってすみません〜。」とドアを開けました。


「あ!こんばんわ〜。荷物、運びましょうね〜。」と、沖縄弁に癒されて、お部屋に案内してくれた。天井が高くて、屋根裏部屋のあると〜っても素敵な建物の中には、一点一点が宝物のような、アンティークの時計や素敵なアート。テーブルも椅子も全部オリジナルでかわいい。


よく出てくる虫の説明をしてくれたけど、どれもそんなに悪さはしないので大丈夫です。と。「まぁ、好きにゆっくりして下さい〜。」と、なんともリラックスした雰囲気のオーナーさん。


今帰仁村の提携農家や、宿敷地内で採れる新鮮で安全なお野菜(無農薬)を使用した
地産地消のピースな朝食付き。最高でした。

今回はヴィーガンでお願いしていて、焼きたてのフォカッチャと絶妙なスパイスのフムス、トロピカルなフルーツとベジ。

私は、シークヮサーソイラッシーの虜になり、夢の世界へ誘われました。


素敵な空間で、丁寧に調理された、その土地のおいしいものを頂く。

おいしい朝食が運ばれてくる、その器のひとつ、ひとつも、「わぁ♡!」と、ときめくもので、

視界に入るそのアンティークの時計や、飾られたアート、ひとつ、ひとつに、奥深いストーリーがある、なんとも深くて、美しい時間でした。

この素敵なお宿、ご夫婦で営まれていて、もう10年になるそう。子供さんが3人。2年間かけて、この建物を作り上げたそう。すんごい!


奥さんはキューバ出身の方で、その空間の中にはキューバのエッセンスを感じるのも納得。

たくさん旅をしてこられたそう。旅の途中で見つけた宝物がこのお宿にたくさん。


午後は、サーフボードを磨いているご主人を、たまに、お見かけしました。
「沖まで出るのに、こっちは、たくさんパドリングしないといけないんすよ〜。でも良い波がありますよ〜!」とご主人。「素敵な人生ですね!」と私が言うと、「ただ遊んでるだけです。」と。また余裕感の素敵な返し。かっけ〜よ!っ

ここの生活、いろんな意味で、とっても豊かで平和でした。
人生の行き方も、時間を過ごすスピードもそれぞれ。この村のエネルギーがすき。

都会で生活しているうちに、つよ〜く握りしめてしまっている自分のグリップ、もう少し緩めないとって、思い出させてくれる優しいエネルギー。



近くのビーチは、徒歩でもいける距離にあって、とってもきれい。水の色が本当に透き通ったブルーだった。そして、やはり誰もいない。私と相方以外誰もいない、プライベートビーチだった。最高かよ!


旅の相方は、普段からサーフィンする海に慣れ親しんだオーストラリア人。足にフィンまで付けて、魚みたいにぐんぐん進んで、とお〜くまで泳いでいっちゃう。


海が珍しい私は、冷たい水が苦手。水に浸かるのにどんだけ時間かかんねん?!ってくらい、ゆっくりと海に入り、浅瀬でバタバタしてました。


初日に、さっそく、岩場で足の裏を大きく切ってしまったけど、相方の即座の手当に関心した次第です。なんでも、海の水と太陽が治してくれるってね。綺麗に海で洗って、太陽に消毒してもらってたら、割とすぐに傷が治りました。

自然と遊び慣れている人は、地球とコネクトしていますよね!20代の頃に、ショートボードをGETして、毎週サーフィンに励んでいる時期もあったんだけどな。へこたれな私です。


"Morning Dip" 朝食の前に海に入りに行ったり、夕日の前に、海に入ったり。太陽の光が、金色に輝くゴールデンタイムの海は、暖かくて風が優しくて、いつまでも昼寝していられる程、心地よかったなぁ。



人工的な音がない、自然の音が一番大きい環境で過ごすと、当たり前だけど、人間も自然の一部。

太陽が照らしてくれるから、鳥たちが囀るから、朝が来たのだと、目を覚まし、太陽を浴びてハッピーになる。人間は、太陽を浴びることによって、セロトニンを分泌するものね!

潮の満ち引きを見て時間が分かる。雨が降れば、休む時間。昼寝したり、読書したり、音楽を聴いたり。毎日、美しいなぁと再確認。

いやはや、なんて美しい惑星に住んでいるんだろう。

何はともあれ、美しい景色に気づく度に、そう思うのです。

この美しい惑星に人生を授かっていることは、とっても幸運なこと。
人それぞれ、置かれている状況は様々だけど、私たち一人一人に等しく一日24時間与えられてるもんね。

この身体で生きるこの人生には限りがあるし、今の出会いを大切にして、明るい光の方向へ歩いていきたいものです。

飛行機に乗るのが好きです。空の上から地上を見下ろすと、「なんてちっちゃいところにいたんだろう...。」と、視野を広く、更に客観的に物事を感じることができるなぁと。その中に居続けると、分からないこと、そこから出ると分かるようになるなぁと。

そこで、ヨガの練習も同じだなぁと思うのです。そこにある感覚や感情を、離れたところから観察し続けること。この感覚忘れないでおこう!










今回の旅、ヴィーガン生活で過ごしました。そして、なるべくオーガニック、その土地の食材を頂くこと。

お気に入りのお店を、何軒か見つけたので、シェアしますね!

今帰仁でお世話になったのは、昼も夜も、訪れた 山原食堂 Kuni さん。

外から見ると、小さな小屋。その中には憩いの空間が広がっています。
なんといっても、スケーターの店主が素晴らしい。お願いすると、メニューになくても、即興でヴィーガン対応して下さる優しい方です。


ジャージャー麺、冷麺や即興のパスタ。野菜のマリネも、沖縄のシークヮサーが入ったスパイスも全部おいしかった。









今帰仁のもう一軒は、波羅蜜(パラミツ)さん。

とっても素敵な空間でした。ここで、青葉市子さんのライヴに参加することができて、とっても幸運でした。夕暮れから始まったライブ。ナチュールワインを片手に美味しいおにぎりを頬張りながら、大きな窓から風がそよそよしてたなぁ〜

柔らかい時間と空間に、青葉さんの歌が溶け込んで、「これは夢の世界」だと感じた夜 ♪

波羅蜜









今帰仁からは離れたところ。読谷村にある天然酵母のパン屋さん 水円(bakery SUIEN)
「なるほど〜こんなところに?!」というところです。探してこないと見つけれなかったお店。とっても大きなガジュマルの木の後ろにありました。まるで童話の世界に入りこんだような空間。

水円












そして、このスーパー!最高でした。新鮮な現地のお野菜たち。農薬不使用、減農薬なのにお手頃価格で購入することができます。本当に素晴らしい!ここでたくさん食材を調達して、後半は南城市の、キッチン付のAirbnb に移動して、自炊してました。

パイナップルに、パッションフルーツ、島バナナ ♡

ハッピーモア市場






良い夏のはじまり。ありがとう。沖縄♡





TAMISAでのレッスン再開してます。またタイミングの合う時に一緒に練習しましょう〜ね〜。(語尾は沖縄弁)




Hatha All Level /
Eri
TAMISA三条寺町スタジオ

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