TAMISA

モントリオールの暮らし

Bonjour! えりです。モントリオールより、こんにちは!第二弾です。(第一弾はこちらからどうぞ)
夏が穏やかに過ぎ去っていきます。私のモントリオール滞在も後半に差し掛かりました。みなさん、いかがお過ごしですか?

4年ぶりに過ごすモントリオールの夏。今年の夏は、雨が多い気がするし、なんだか異常気象が多いです。ここへ到着した6月後半は、山火事の影響でモントリオール市街の空気はよどんでいて、青空が見えない日が数日続きました。その影響で夕日が真っ赤だったりして少し異様でした。

モントリオールの市街に、竜巻警報が出た日もあったし、家が浸水してしまうんじゃないかってくらい大雨が降って、雷がばんばん落ちている時は、びくびくしましたが、それも束の間。嵐は過ぎ去って、はっとする程美しいピンク色の夕焼けが空いっぱいに広がりました。外に出ると、何もなかったかのように人々は歩いていて、アイスクリーム食べながら黄昏ていました。モントリオールを思い出しました。こちらの天気は日中を通してころころ変わる。様々な表情があり、ドラマティックです。

極寒の冬のモントリオール。今年の冬は "Freezing rain" で、数日間の停電を経験したそうです。"Freezingg rain" は、雪の結晶が上空の暖かい空気でいったん融けて雨滴になり、その下の冷たい空気で「氷点下」に冷やされ、着地と同時に凍結する気象現象です。様々な自然現象と共に生活するここの人々にとって、竜巻警報は、ちょっとしたことだったようです。





今日は、モントリオールの暮らしについて。

4年ぶりにモントリオールで夏を過ごしながら、改めて気づくこと、たくさんあるんですが、まず、老若男女共に短パン率が8割!!笑。極寒を乗り越えてのサマー・パラダイス!そら、短パンで夏を思いっきり楽しみたいわよ♡

着るものに、体型も年齢も性別も関係ありません。それぞれが思う存分にファッションを楽しんでいます。私も、ほぼ毎日短パンで真っ黒。お尻ぎりぎり丈の短パンで快適に過ごしてます。その他、日本で着ないコディネートがたくさん浮かんできて楽しいです!


私は、Plateau Mont-Royal エリア(少しフレンチエリア)のお家に滞在しています。このお家、可愛くて、中庭があるんです。たくさんガーデニングしていて、今はラズベリーとカレンツが食べ放題です。このお家、実は、2016年に2ヶ月程住んでいました。その繋がりで今回の滞在が決まり、とってもラッキーでした。その頃に住んでいたご近所さんも一緒だったりして、なかなか嬉しいです。



モントリオールの夏、30度を超える日もありますが、京都と比べると湿気が少ないので、格段に過ごしやすいです。クーラーなしで過ごしています。こちらに来てからの変化、私ごとですが、脇汗を全くかかなくなった事。笑。(めっちゃ嬉しい!)

こちらのみんな、スパークリングウォーターにフレイバーがついた缶のドリンクをよく飲んでいます。こんなに種類あったっけ?というくらい、スーパーやリカーストアでもたくさん見かけます。このドリンクはここ近年のトレンドなのかな? そして、マテ茶とコンブチャの種類がとっても豊富。コンブチャは、Dépanneur (コンビニのような小さなお店)でもどこにでも売っていますよ!


スパークリングウォーターの缶が、一缶300円くらいです。物価は全体的に、とっても上っていて、何にお金を使うのかを選んで生活していかないと厳しいと、みんな言っていますね。
例えば、カフェでカプチーノが一杯約700円くらいでしょうか。日本より割高ですが、質の良いコーヒーです。植物性ミルクの種類も豊富で、ソイ・アーモンド・ココナッツ・オーツ・ライス・ピスタチオなどお好みで注文できますよ!私は、カプチーノのアーモンドミルクとココナッツミルクの半分づつがお気に入り♡そして、この夏はアフォガードにハマりました♡

Café Replika




Cafe Ferlucci




モントリオールの美味しいカフェ文化もさることながら、フランス文化が漂う街に欠かせないのが Boulangerie です。Boulangerie とは、フランス語でパン屋を表す語です。朝から焼きたてのクロワッサンが食べれるし、バゲットにフレッシュな具材をサンドしてくれますよ!私のお気に入りは、アーモンドクロワッサン。クロワッサンとコーヒーの朝は最高ですね!ヨガの後に、バゲットサンドを買って、よく公園でピクニックランチしたりします。

食レポ、たくさん出来たら良かったのですが、今回の滞在中、あまり外食しておりません。先日、トルコ料理のレストランへ行きました。みんなでシェアしましたが、一人5千円くらいでしたかね。そう。レストランで食事すると、モントリオールの消費税は約15%、チップも払うので、とっても高額になってしまうのです。なので、もっぱら自炊です。 MARCHÉ JEAN-TALON では、新鮮な食材が手に入ります。今はケベックの苺がシーズンです♡ 私は、この夏、ブルーベリーとブラックベリーにハマっています。毎日、新鮮なお野菜とフルーツを食べて心身ともにハッピーです!





特に、私の滞在しているエリアは、Organic Shop や、Zero Waste Shop が充実していています。オイルや調味料、抹茶の計り売りもありますね!そして、シャンプーや化粧水などの計り売りは、旅の途中にとっても便利です。地球に優しく、スマートに旅したいものです。



モントリオールの夏はパラダイス☆ できるだけアウトドアで過ごしたいものです。時間があれば、公園で読書したり、まどろんだり、それぞれの時間を楽しみます。公園で友達と待ち合わせしたり、ヨガしたり、私も昼寝したりしてます。リスが駆け巡っております。公園の中にプールがあったりするので、ビキニで日光浴してる人もたくさん。夜は、公園でフリームービー!


4年前のモントリオールの夏。その時は、夕暮れ時。アコーディオンを弾きながら歌うおじいさんと、それに合わせてゆらゆらと踊る親子達が、きらきらと夕日に照らされて、心の中で " Is this heaven?" と突っ込んだのを覚えています。先日、同じ場所で、それと同じ光景を目にしました。あのおじいさん、今も変わらず、同じベンチで、アコーディオンを弾きながら、同じ歌を歌っているじゃないですか。おじいさんは、にっこりと笑ってくれて、アイコンタクトしました。嬉しくて思わず、チップを払いました。良いお金の使い方をしたなあと、なんだかほっこりした瞬間でした。


時は流れて、変わるものと変わらないものがある。4年経っても、ふと垣間見る変わらない光景は、時の流れを忘れる程、私をぎゅっと抱きしめてくれます。そんな、たくさんの思い出の欠片が散りばめられた、この街は私にとって特別な場所です。

今日も、この街をこの足で歩き、慣れ親しんだ先生のガイドでヨガの練習をする。どこにいても、ヨガの練習は私の足を地につけてくれる。大きな窓からこの街と空が見えて、とっても幸せで優しいシャヴァアサナから目覚めた時、また感謝して、お辞儀しました。

ナマステ。モントリオール。そして、お世話になっているTAMISAのみんなへ感謝を込めて。

もうすぐ京都に戻ります。See you Soon!!

Eri

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