こんにちは。えりです。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
京都は、昨夜から、たっぷり雨が降って、木々と植物が生き生きしていますね。
毎朝、鴨川沿いを自転車をこぐのが好きです。朝日に照らされて、風を切っていると、鳥になった気持ちになります。
4月の鴨川も美しかったです。木々と植物の移り変わりがドラマチックでした。
はぁ〜幸せやなぁと、つくづく。美しい惑星に住んでいることに感謝です。
さて、明日から5月!みなさん、いかがお過ごしですか?
最近のヨガの練習はどうですか?
何か新しい発見がありましたか?
何か疑問を抱いていることがありますか?
読んだことがある人も、読んだことがない人も、ヨガの古文書「ヨーガ・スートラ」を読んでみると、そこに答えがあるかもしれませんよ!
新しい本のご紹介です。
My SOUL8 Yoga School Founder & Director のYoshi先生の本です。
先日、岡崎公園で開催された、YOGA NATURE にご参加された方は、ご存じかもしれません。
「喜びのヴィンヤサフロー」のクラスを担当されていた先生です!
新たな時代に向けて読み解かれる『ヨーガ・スートラ』の理論を書かれています。
とっても、分かりやすいので、一説をご紹介させて下さい。
「飛び回る猿のような心」とは
ヨーガを通じて飛び回る猿のような自分の心に気づこう!
「ヨーガ・スートラ」一章2節(一部より抜粋)
パタンジャリ師が語るヨーガとは、まさにここで引用された言葉を指していると教えてくれています。
マインド(心)やヨーガという言葉の意味については、長い歴史の中で数多くの解釈が存在し、世界中のあらゆる場所で語られてきました。パタンジャリ師の語るヨーガの世界観では、マインド(心)の事を「チッタ」(chitta)と呼んでいます。
このチッタについては、多くのヨーガの指導者が「暴れ馬」とか「飛びまわる猿」と表現しています。
例えば、「あの発表会の直前の自分の緊張具合といったら、自分の心は落ち着いていられない、まさに暴れ馬のようだった......」という具合に。または、「試験の結果が発表される前夜はマインドが落ち着かず、確かに飛びまわる猿のように良い結果だろうか?悪い結果だったらどうしようか?と落ち着きがない状態だった......」など。
このように説明すると、「確かにマインドというものは、目まぐるしく飛びまわる時もあるかもしれない」と思う人もいるかもしれません。
しかし、その認識は実は違います!
これは、ある特別な瞬間だけマインドが散漫になり、飛びまわるという意味ではないのです。
パタンジャリ師が語るヨーガの世界観では、マインドとは「絶えずいつも散漫で飛びまわる状態」であると言っているのです。
この時点で取っつきにくいと感じてしまうかもしれませんが、この事実を知らずにヨーガの世界地図を眺めることは、すべてのヨーガの練習を困難なものにしてしまいます。
我々、すべての人々のマインドは、ぼんやりとしている時も、歩いている時も、寝ている時も、いついかなる時でも、落ち着いていると思っている今この瞬間も、木の枝から枝へとジャンプする猿のように飛びまわっているのです。
3分間だけ静かにしてみましょう
3分間は、あなたにとって長い時間と感じるでしょうか?それとも、たった3分!と思うのでしょうか?
3分間だけ呼吸を感じてみましょう。鼻先から、空気がゆっくり流れ込んで行く流れを最初に感じ、次に鼻の奥底から空気が流れ出て行く感覚だけを3分間感じてみましょう!アラームをセットし、楽な姿勢を取り(椅子に座ってみてもOK)、やってみてください!
意識して「呼吸」を感じる
「呼吸」という、ヨーガでは大事なキーワードが登場したので、ここで少し呼吸に触れてみることにしましょう。
「呼吸」とは、呼んで字のごとく呼と吸とう2つの文字から成り立っているように、「吐く」と「吸う」という行為を合わせたものです。呼吸について考えるときの大事な要素として、「我々は日常生活の中で無意識に呼吸をしている」という点です。
普段は無意識にしている呼吸の「吸う」と「吐く」、空気が入り流れ出て行く感覚を意識してみた結果はどうでしたか?3分間に渡ってしっかりと意識ができましたか?
もしかしたら、すぐに他の事が気になり始めた人もいるかもしれません。鼻先の吸うと吐くの呼吸を意識していたはずなのに、他の身体の部位がムズムズ気になりはじめた人もいるかもしれません。
そして、気がつくと......。自分が「吸う呼吸を感じているのか?」それとも「吐く呼吸を感じているのか?」、それすらわからなくなっている人が大半だと思います。わからなくなっているということは、鼻先への感覚に意識が向けられていないということです。
どうしてなのでしょう?
それは、感覚よりもマインドが動く(飛びまわる)力の方が強いからです。中には、「私はあれこれ考えてなどいませんでした!」と言われる方もいます。、または、「気分が静かになって無になっていたのでは?」と言われる方もいます。
残念ながらそれは違うのです!先ほど記した通り、すべての人々のマインドは、落ち着き平静であると思っている今この瞬間ですら、猿のように飛びまわっているのです。
ヒンドゥー教の聖典のひとつである『バガヴァッド・ギーター』にも、「マインドの性質は頼りがたく、揺らぎやすいものである。いついかなる時も動いていて、あちらこちらに彷徨っているもの」だと説明があります。
呼吸を意識して感じてみたけれど、マインドが猿のように飛びまわることで呼吸の感覚が無意識に戻っていった。それは逆説的に考えれば、マインドが動いたという証拠であり、呼吸に前意識を向けることができない日は、マインドが特に元気に(散漫に)動いているということに気づくということです。
マインドにも、意識が散漫になって集中できない活動的な「ラジャス」な状態や、鈍くでぼーっとしてしまいそうな不活性の「タマス」な状態など、その時その時で異なる状態(グナ)があるということです。ということは、「サットバ」な状態もあるということです。
たとえどんな状態(グナ)であれ、現時点における自分のマインドの状態(グナ)を知ることからヨーガは始まるのです。

TAMISA三条寺町スタジオにて、ぜひお手に取ってみて下さいね!
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