TAMISA

HAPPY PONGAL!あふれる恵みに感謝

こんにちは、マユコです。

インドにはたくさんのお祭りがあるそうですが、南インドのタミールナドゥ州では、ちょうどこの時期に「ポンガル」という収穫祭が行われます。"Pongal"とは「こぼれる」という意味で、お米を入れた鍋が噴き溢れるまでお米を炊くという習わしがあります。太陽神「スーリア」に、豊かな収穫、自然の恵みを感謝するお祭りだそうです。

わたしは南インドのミールス(パラパラに炊かれたご飯と野菜や豆で作られたおかずの定食のようなもの)が大好きなのですが、幸運なことに、このポンガルのスペシャルミールスをいただくことができました。しあわせが溢れて、こぼれる、まさにポンガルな夜でした!

このポンガルという収穫祭は4日間続くそうです。1日目は、雲の支配者で雨を与える神であるインドラ神に祈りを捧げることから祝祭が始まります。大掃除を行い、古いものを捨てたり、新しい服を着たりして、身の回りも気持ちもリフレッシュ。日本のお正月に似ていますね。

2日目の「スーリヤ・ポンガル」の日には、太陽神を称えます。各家庭でミルクで炊いたご飯を作り、夜明けに太陽神スーリヤに捧げます。

「マットゥ・ポンガル」と呼ばれる3日目は、家畜の牛に敬意を表する日です。畑を耕し、乳を提供してくれる牛の働きを忘れないように、人々は牛の体を洗って角に色を塗ります。そしてカラフルなビーズや鈴、花冠で首周りを飾り、おやつに特別な餌を与えます。

4日目の「カナム・ポンガル」には、絆の強化に焦点が当てられます。家庭では、年少者たちが年長者の祝福を受ける、会社では経営者が従業員に衣服や食料、お金を配ります。そして、寺院では特別な祈祷が行われます。

身の回りの物や、動物や、家族や仲間、そして、自然。与えられている恵みに対する気づきや、感謝の気持ちを持ち続けたいですね!

ちなみにこちらの写真は南インドでの一枚で、犬や猫を撫でるのと同じように、通りすがりに牛をポンっと撫でていく女の子。やっぱり牛は身近な存在で仲良しなのですね!

・クラスはご予約の上でお越しください。(予約ページ、またはお電話で承ります)
・各クラスの受付は開始30分前からスタートします。 
・ご予約のキャンセルは、予約サイトの「予約情報一覧」、お電話、メールで承ります。事前にお知らせください!

pagetop

TEL075-212-0776