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[Kamaldev Miki]マントラ瞑想

こんにちは、クンダリーニヨガ講師のカマルデーブ美樹です。
私が教えているクンダリーニヨガではクラスの最後に短い瞑想を行うのですが、一般的に瞑想というと難しいイメージを持っておられる方が多いので、今回は「マントラ瞑想」について少しお話したいと思います。

みなさんは「瞑想」というとどんなイメージを思い浮かべますか?じっと座って目を閉じて頭の中を「無の状態」にする(空っぽにする)、といった感じでしょうか?いきなりそんな状態になるためにはかなりの鍛錬や集中力が必要そうですね。そこでマントラを使います。

マントラは、サンスクリット語やグルムキ語を中心とした、言葉、音、フレーズなどを復唱するものです。波動の高い神聖な言葉や祈りを繰り返すことで、自分の内側のポジティブなエネルギーを育んでいきます。マントラの効果をさらに高めるためには、目を閉じた状態で頭の中にマントラの文字をイメージしたり、息継ぎをするときにも心の中でマントラを繰り返すといったテクニックなどがあります。

ではお家でマントラ瞑想にトライしてみましょう。
1、軽く体を動かしたあと(太陽礼拝やストレッチなど)、あおむきになって数分間シャバアサナ(またはリラクゼーション)を行います。

2、清潔で静かな場所を選びましょう。毎日同じ場所を用いることで、そこのエネルギーを神聖にしていきます。

3、時間は早朝(特に夜が明けるタイミング)がベスト。夕方4時や夕暮れ時もおすすめです。

4、復唱するマントラは、まずは自分が好きなもの、簡単なものを選びましょう。私の教えているクンダリーニヨガでは「Sa Ta Na Ma」や「Wahe Guru」などをよく使います。数分からはじめましょう。タイマー(携帯や時計も可)を使って、瞑想中に時間を見なくてよい環境をつくります。

5、途中で何か他のことを考え出すのは当たり前。気づいたらマントラに意識を戻すだけでいいのです。これを繰り返していくうちに集中力がアップし、瞑想状態にいる時間が長くなっていきます。

6、数分間マントラを繰り返していくと、心と身体がリラックスして瞑想的な状態に入っていきます。そのあとは復唱するのをやめ、静かに心地よい状態をあじわってください。実は本当の瞑想体験はここなのです!

瞑想は楽しく、心地よく、自分のためにできるパワフルな健康法です。難しく考えずに1分からでもぜひトライしてみてください。Enjoy Meditation!

この記事を書いた人

Kamaldev Miki

Kundalini Research Institute 認定クンダリーニヨガ講師。
アメリカのコロラド州に過去10年間移住し、最先端のホリスティックヒーリングの研究に没頭する。
クンダリーニヨガや瞑想をはじめ、マッサージやエネルギーワークなど様々なホリスティックヒーリング技術を体得。
帰国後は京都をベースに独自の表現活動やクラス、ワークショップを行なっている。
現在はフォーシーズンズホテル京都のマッサージセラピスト、レジデンスヨガインストラクターとしても活躍中。

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