TAMISA

チャンティングの扉を開く

こんにちは。みどりです。

突然ですが、ヨガレッスンの前後で、インストラクターが歌のようなメロディを唱えているのを耳にしたことはあるでしょうか?
私が、初めてヨガスタジオに行った時、こんな言葉でクラスが締めくくられていました。

「オーム シャンティ シャンティ シャンティヒ(OM, Shanti ,Shanti,Shantih)

人によっては、呪文のように聞こえて最初はびっくりされるかもしれません。
私はどう思ったかというと、この言葉、メロディを聞いてとても心地よいと感じました。どういうわけか、すでに馴染みがあるようにも思いました。
そして自分も唱えてみたいと思い、意味も分からないままクラスの最後にはこの言葉を唱え始めることになったのです。

そして少しずつ、この言葉がマントラというものであり、日本語でいうと"祈り"であること、そして、何語か分からないと思っていたものはサンスクリット語であることがわかりました。さらに、時を経て、この短い言葉には深い意味があることを知りました。

それから、ヨガの教えにも興味を持つようになり、その経典の原文はサンスクリット語。サンスクリット語を分かりやすく日本語で解説してくれている書籍に出会いました。
そのため、少しずつサンスクリット語にも馴染みが出るようになりました。

私が当初、心地よいと感じたサンスクリット語の響きですが、その後、祈りの詩句を声に出すワークショップにピンときて参加することとなります。
そこで、朝起きた時の祈り、平和を願う祈りなどいくつかの祈りの言葉を教えていただきました。また、サンスクリット語で祈りを唱えるときには、発音がとても大切だと学びました。

そのワークショップに参加し、何度もサンスクリット語の短い詩を声に出していくうちに、不思議と空間の静けさ、心の落ちつきを感じている自分を発見しました。
これを言葉に表すのはとても難しいのですが、ヨガが終わった後の感覚と近いものがあります。

それからというもの、マントラの練習や、バガヴァッドギーターの詩をチャンティング(サンスクリット語を詠唱すること)をしてきました。
チャンティングを学ぶたびに、その奥深さに興味が出て、言葉に集中することで頭や心がクリアになっていくように思います。
まさに、チャンティングそのものが楽しく、自分にはとても合っていると感じています。

ヨガのクラスで、音の響きが心地よい、なんだか落ち着くという感覚を持っていらっしゃれば、ぜひチャンティングの扉を開いていただきたい!のですが、チャンティング習う講座自体が少ないため、機会に恵まれなかったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな中、来月4月に、チャンティングの講師であるKanako先生をお迎えして、チャンティングのワークショップを開催することとなりました。
そして5月からはヨガスートラをチャンティングする連続講座がスタートしますよ。
Kanako先生は、Podcastをされているので、ご興味のある方はぜひ聞いてみてください。


過去にKanako先生の講座を受講された方のご感想

・とても良かったことは、発音にはルールがあるのですが、そこに関しての先生の理解が深く、伝え方が上手いので、チャンティングの奥深さを知ることができました。ルールを覚えると他のチャンティングにも応用がきくので、更に興味を持てるようになりました。
・発音がなめらかに出来るようになってくると、意味も最初に知っていたものより、より馴染んでくる感覚があり、そんな事もお話できるのが嬉しかったです。
・チャンティングははじめてで不安もありましたが、1つ1つ丁寧に分かり易く教えて下さり、また、繰り返し声に出し、アドバイスを下さるので慣れていく事ができました。貴重な経験だと思います。


サンスクリット語が好きな方や、ヨガインストラクターの方はもちろん、最初の私のように、全く知識がないけれども音の響きに親近感を感じている方にもご参加いただける講座です。
ワークショップとセット受講の早期割引は3月31日までとなっていますので、気になる方は、お早めに講座内容を読んでみてくださいね。

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TEL075-212-0776