TAMISA

"波動のお薬" サンスクリット語

こんにちは、えりです。いつもお読み頂き、ありがとうございます。
秋の音がしますね。季節の変わり目が好きです。秋の虫たちの音を聞きながら、眠りにつく時に幸せを感じる今日この頃です。

みなさん、いかが過ごしですか? 秋、感じてますか?

私は毎日、マントラを歌って瞑想しています。
先週からスタートした Emi 先生の Sound Healing -癒しのマントラ瞑想- に参加させてもらっています。この講座を受講する間、毎日30分の練習をするという宿題を頂きました。とっても良い機会になっています。


マントラとは、サンスクリット語で、マン(マインド)トラ(自由にする、道具)と訳されます。
サンスクリット語は 「聖なることば」と呼ばれ、今世で、サンスクリット語に出会うことができるのは、ラッキーなことだそうです。「聖なることば」を唱えることで波動が変わっていくので、サンスクリット語とは、いわば "波動のお薬" だそうです。

万物は、分解すると全て原子で構成されており、その原子自体が振動するエネルギーであるため、存在する物は全て波動を持っているのです。そのため人や物だけでなく、場所や空気にも特有の波動があります。そう。目に見えないけれど、全てが波動なんです。


知らないうちに、私たちは波動を発しているし、周りの波動を感じているんですよね。

数千年もの昔、インドの聖人達は、自然が生み出す微細な音や、宇宙を構成している音を聞く力を持っており、それがヴェーダの経典として記されました。古代の叡智であるマントラを現代の私たちが触れることができるのは、とっても素晴らしいこと。はぁ。うれしいなぁ。


先週の日曜日に開催された、第一回目の講座では、約3時間半歌い続けました。こんなに歌い続けることは久しぶりです。シンプルに、"声を出す"ことの大切さを感じました。

マントラの高い波動に包まれ続けている事を実感しました。Emi 先生を含めて、私たちは全員で9人。みんなのエネルギーが合体した感がありますね。パワフルでした!終わった後は、とっても、すっきりしていて、ご機嫌が良くなっている自分がいました。あと、めっちゃ、お腹が空きました。(私だけかもしれません。笑)


Emi先生は、サンスクリット語の読み方から、正しい発音・イントネーションまで、ひとりひとり丁寧に教えて下さいました。一人づつ、発音をチェックして下さるので、少しドキドキしますが、とっても大切なこと。


マントラは私たちの想像以上に力を持つものです。間違った方法で唱えていると、マントラの効果を得られないどころか、私たちを傷つけてしまうことも有り得るそうです。

サンスクリット語の発音は、日本語にない音もあるので、簡単ではありません。新しいことばを学ぶ時は、赤ちゃんのような気持ちで挑むことがキーです。頭で考えす、聞こえる音をただ真似るところから。

Emi 先生の歌声は素晴らしいです。穏やかで遠くまで届く感じです。喉から上に音を出すのではなくて、下に根付かせるように歌う感じです。それもそのはず、どっしりグラウンディングした感覚がありました。


今回は、インドで毎日唱えられている癒しのマントラをいくつか練習しました。そして、チャクラのマントラ。とっても興味深かったです。音を使ってチャクラを整えることができます。チャクラビージャを使った瞑想法を習いました。はぁ〜!面白くて興味深い。と、わくわくする学びの時間でした。

引き続き、練習を続けます。毎日続けることで潜在意識の中に入り込んでゆくのです。何事も、継続的な練習が大切です。マントラ・サーダナ!コミットしてマントラを練習すること。


第一回目は、このレポートでは、お伝えしきれない内容の詰まった講座でした。(駆け足での締めくくりですみません。笑)


ヨガの練習は、身体を動かす練習(アーサナ)からはじまって、意識はだんだんと内へ内へと向かうもの。玉ねぎのようなものと、よく例えられます。「5つのコーシャ」。体は「コーシャ」と呼ばれる5つの鞘(さや)で包まれるように層を成しているという考え方です。


身体的な練習(アーサナ)は、アナンナマヤ・コーシャ(食物鞘)のバランスを取る方法です。
プラーナマヤ・コーシャ(生気鞘)は、微細体で、呼吸法でバランスを取ります。プラーナヤーマです。
マノマヤ・コーシャ(意思鞘)は、五感から受け取る情報によって動く思考や感情の層で、ヨガの八支則でいうプラティヤハーラ、ダーラナの段階です。
ヴィジュナーナマヤ・コーシャ(理知鞘)は、知性の層。八支則のディヤーナ。内なる声に従うことでバランスを取ります。
アーナンダマヤ・コーシャ(歓喜鞘)サマーディの段階です。私たちの本質は、歓喜に溢れた幸せなもの。

身体的なアーサナの練習は、ほんの入り口にすぎません。正しい態度で継続的な練習を続けるならば、段階を経て、あなたの練習は内へ内へと向かっていくことでしょう。マントラの高い波動は、私たちを瞑想の境地へと導いてくれます。


とは言え、急がなくても、学ぶべく時に学ぶ時がやってくるものです。ヨガの練習を深めていきたい方、Naada(音)の世界を学びたい方、この講座、あと2回続きますので、ぜひ体験して下さい。


今回、ご一緒して頂いたみなさん、そしてEmi先生、貴重な体験をどうもありがとうございました。






Sound Healing
-癒しのマントラ瞑想-
with 大西 エミ

詳細はこちら

pagetop

TEL075-212-0776