TAMISA

[Takako]Namaskar to You All

Namaskar、
週末の朝、お手伝いをさせて頂いております、Takakoです。

Blogに投稿させて頂く事は、滅多にありませんので、ありがたくこの機会を生かさせていただこうと思いましたが、提出当日に、仕上げています。
今朝は、Instgramで、Krishna Dasがキルタンをライブ演奏していましたので、タミサのコラムを書き始めるには、とても適していました。
コロナ前より、海を越えた人たちとの繋がりが、もう少し近くなっていて、これが今後、良い方向で、生かされていくことを願います。

ヨガとの付き合いは、長いです。私にとってヨガは、ライフスタイルであり、生き方です。

だいぶ昔になります。親戚に、整体の指導者の方がいらして、そこで、野口体操の創始者、野口三千三氏のお弟子さんに会いました。
その繋がりで、池田潤子先生の自然体操にしばらく通い、その仲間にすすめられて、臨済禅の坐禅会に通った事が、人生転機になったと、思います。
野口三千三氏の生徒さんたちは、ヨガの先生、合気道の先生、ベリーダンスのダンサー、舞踏のダンサーと様々でした。

彼らによると、自然体操の動きも、ヨガも、全て、突き詰めていくと、瞑想に繋がるという事でした。
それは、呼吸法だけでなく、心と身体の繋がり、宇宙と真の自分との繋がりと、解釈しています。

その後、しばらく経って、New Yorkへ、引っ越しています。
渡米の目的は、写真スタジオで仕事をして、International Center of Photographyで、勉強することでしたが、一方で、ヨガとKi-Societyの合気道にはまりました。
坐禅をする為、New York Zendo-Shoboo jiへも行きましたが、ヨガのMeditation グループに腰を落ち着けてしまいました。

出会いは、14th Street 近くのIntegral Yoga の店だったと思います。オレンジ色のターバンにオレンジ色の衣を着た、ヨガのお坊さんといった方に話しかけられました。90年代でしたし、私には、全身オレンジのスワミの存在は、珍しかったです。
数日後、エリックホーキンズのダンサーで、自然体操のクラスメートだった友人が、デンマーク人のダンサー仲間が、NYに来ていて、その滞在先のアパートに遊びに行くので、一緒に来ないかと誘われ、Union Square近くのロフトに行きました。

暫くすると、その家に、全身オレンジの衣を着た、ヨガのお坊さんと尼さんたちが来て、キルタンと瞑想の会が始まったのには、驚きました。

今、日本で知られている、殆どの、ヨガのスタイルと、Guruの率いるヨガ団体に、その頃、NYで、全て出会えたと思います。
私が長く関わったグループは、Prabhat Ranjan Sarkar (Shrii ShriiÁnandamúrti)氏が創立したAnanda Margaというヨガの団体で、瞑想の準備の為に、アサナで身体を整え、心を整え、キルタンを歌い、チャンティングして、聖典を読み、その為のベジタリアンダイエットがあり、社会奉仕活動がありました。
Sarkar氏は、Progressive utilization theory(PROUT)、資本主義の次の政治体制を提案した事もあり、一時期、当時のインド政府の方針に反するとみなされ、投獄されたりしていますので、インドでは、抑圧されていたヨガ団体で、今も、あまり知られていないと思います。

今となって、沢山の、色々なスタイルのヨガの先生と瞑想の先生たちにお会いして、言えることは、どのヨガのスタイルの創始者の方も、ヨガを通して、人間として、生きていく、真の目的、そのベストの方法を突き詰めていっていると言った共通性があると思っています。

New Yorkで、Ananda Margaに関わっていた頃は、いわゆる商業向きのヨガスタジオとGuruの教えの元に、精神性を追求したヨガグループに、まだギャップがある時代でした。
それを追求すべきと思い、Yoga Allianceのティーチャートレイニングに参加しましたが、結果として、Ayurvedicpractitioner で、Body Mind CenteringのBonnie Cohen先生のお弟子さんでもある、Beth Bieglerという先生のもとで、ティーチャートレイニングをさせて頂きました。
その頃のBethは、解剖学をトレイニーに教え、彼女のクラス自体は、IyengarとアライメントベースのHatha Yogaだったと記憶しています。
彼女は、Endocrine systemとチャクラについて、詳しい知識を持っていて、Meditationも教えていました。
かけがえのない経験をさせて頂いたので、Bethの事は、良く思い出します。
トレーニングを受けたスタジオは、Vinyasaが主でしたので、Vinyasaのフローを練習していました。


Jyoshna La Trobe, 当時のAnanda Margaの仲間で、SOASのPhDのキルタン奏者が、地下鉄の駅で、朝、Buskerとして、キルタンを演奏している所に、一緒に行く事があり、その時の写真です。
Hare Krishnaの奏者と彼女は、時々、一緒にイベントをしていて、そこへ行き、写真とビデオを撮る事もありました。

私が、Ananda Margaの本を元に、学生の頃に書いた、イラストです。今は、こんなイラストは、どこにでもありますが、、、

その頃、テクノロジーがデジタル時代となり、再度、勉強の必要性があり、Londonで、大学院へ 通う事になりました。
Ananda Margaの仲間と、OshoのRaw foods chefの親子と、シェアハウスに 住んで、勉強と仕事の傍ら、Londonのヨガスタジオを探って、出会ったのが、Triyogaでした。 (トゥリヨガとは、違います、単に、スタジオの名前です)
Triyoga、Londonですが、2006年頃の印象として、New Yorkのヨガスタジオより、更に総合的 で、商業面でも、運営が良くなされていたスタジオでした。
当時、Primorose Hillにあったスタジ オは、Regent Parkの近くの建物をゆったりと使い、ヨガを練習する最適の空間でした。
ゲスト ティチャーが渡英して、ワークショップがある一方で、毎週末、キルタンがあり、Mindfullnessメ ディテーションから、ヨガの聖典の教えに触れる事も出来、恵まれた環境にあるヨガスタジオで した。
Vinyasa, Jivamukti, Anusara, Kundalini, Iyengar, Hatha, Pilates, 等々の先生たちが出入りし ている一方で、各種のセラピストのセッションが行われていて、贅沢なヨガ体験をさせて頂きま した。
Triyoga の創始者のJonathan Sattin氏は、Siddha Yogaの長年のメンバーで、元弁護士であった方 です。
Siddha Yogaは、メディテーションとキルタンを始め、精神修行としてのヨガを重視する Guruの教えの元に、できたグループですので、Triyogaは、そう言った面を受け継いでいたと思い ます。
現在は、Primorose Hillのスタジオは、Camdenに移り、合計で、5件のスタジオがLondon に、あります。Sattin氏は、今でも、時々、メディテーションクラスを教えらてれます。
その後、Triyogaがボランティア、Karma Yoga Workerを募集していて、それに応募した事がきっか けで、その後、働かせて頂いています。
Triyogaは、本当に、大きな、暖かい、ヨガファミリー だったと思います。
Marianne Williamsonさんが、New Yorkから、渡英した時、従業員のトレーニ ングとして、ワークショップに参加させて頂いたり、Triyogaのクリスマス仮装パーティーへ行っ たり、忘れる事のできない、素晴らしい、経験をさせて頂きました。

Triyoga Chelseaで働いていた時、Employer of the Yearを受賞した事がありました。隣に座っているのは、当時のマネージャの一人で、ヨガティチャーで、ダンサーでもある、Hanna
Wroblewskiさんです。


その頃のLondonですが、街中、Oxford Circus から、Soho Squareにかけて、Hare Krishnaがキル タンを歌って、行進していて、SOASの大学の敷地内では、毎日、Hare Krishnaがベジタリアンの フリーミールが配っていました。
私もBirkbeck University of Londonで、コースを取っていた頃、 時々、並んで、昼食を頂きました。

Londonから帰国する前に、日本のヨガスタジオを調べて、各スタジオのサイトと、スケージュー ルを比べた上で、"このスタジオだ!"と思い、メールを送ったのが、タミサでした。

20年以上、経って、帰国して、感動した事は、ヨガがもっと、多くの人に浸透していて、ヨガ人口 が、増えていて、身体と心と精神の健康を追求して、環境問題まで、真剣に考えて、生きている方 達、ヨガの先生たち、生徒さんたちが、多くいる事、そう言ったコミュニティーが発達している 事、でした。
今後、地球温暖化を含め、環境問題改善にも、貢献できるコミュニティーがヨガを 通して、益々、発展していくことを願います。

引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

Triyoga Primrose HillがCamdenに移る前の写真で、最終日だったと思います。

この記事を書いた人

Takako

3年前に英国帰国し、週末、早朝、TAMISAの手伝いをしている。
写真、動画の撮影編集するのが好き。人との出会いと、色々な経験を通して、皆様のお蔭様で、学んでいくのだろうと思っています。

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