七条鴨川スタジオとの出会い

こんにちは、代表のYokoです。

２０２４年も早くも１ヶ月が過ぎようとしていますが、みなさまいかがお過ごしですか。今年はヨガを深めるぞー！と昨年よりもよいペースでクラスに参加されている方も、何かと忙しくてまだヨガ始めができていない、、、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。TAMISAには三条寺町、七条鴨川、松井山手と３つのスタジオがありますが、駅から最も近くて、カフェも併設している七条鴨川スタジオもおすすめです。

今日は２００５年８月にオープンしたTAMISAの１番最初のスタジオ、七条鴨川スタジオについてご案内させてください。七条鴨川スタジオは、七条大橋の西北、鴨川沿いに立つ黄色いビルの地下１階にあります。

このスペースとの出会いを振り返ってみます。
２０００年ごろからヨガの練習をしていた私ですが、２００３年にそれまで勤めていた会社を辞めて旦那さんと２人でタイからラオスをバックパックで旅をしました。

当時はまだ携帯電話も一般的ではなく、ネット上の情報もわずかで、旅は未知なる世界へのワクワクと不安に満ちていました。タイのバンコクから夜行列車に揺られ、ラオスの首都ビエンチャンの小さなゲストハウスにたどり着いたときに、とてもほっとしたのを覚えています。
思いのほか外国人の旅行者もいて、旅行者のためのゲストハウスには、移動手段や観光の情報もしっかりとありました。とはいえ、私たちが訪れる前年には旅行者の乗ったバンが山賊に襲われて蜂の巣のようになった（！）という情報や、タイの国境の村までメコン川を北上するボートがよく転覆するという情報もあり、進むか戻るか、、真剣に思案したのを覚えています。
ただ、見える世界はどれも美しく、自然も人も動物も優しく穏やかで、素朴だけどキラキラした毎日を過ごすうちにラオスが大好きになっていました。そして、私にとっての一番のポイントはご飯が美味しいことでした。生のお野菜、ハーブがどんなお料理にもついてきて、旅で疲れた胃腸がどんどん元気になっていきました。

帰国後、ラオスの食事が恋しくてラオス料理が食べれるレストランを探していたところ、七条鴨川スタジオの２階にある、キンカーオさんにたどりついたのです。（キンカーオさんはタイ料理レストランですが、奥さんがラオスの方なので、当時はラオス料理のメニューがありました）帰国してからヨガの講師養成講座を受講していた私は、店主の方にヨガスタジオをオープンすることを考えていると伝えたところ、地下が空いているからとビルのオーナーさんを紹介してくれたのです。それでトントン拍子にお借りできることになり、ヨガスタジオを運営しながら、いつでも大好きなラオス料理も食べれる幸せな状況となったのです。

そんなこんなで今年１９年目となる七条鴨川スタジオですが、毎週木曜日のクラスで訪れるたびに、スタジオに入ったときの澄んだエネルギーに心が震えます。年々、「場」のエネルギーが軽く、美しくなっていくような気がしています。これは、このスタジオに限らず全てのスタジオに共通して感じるのですが、きっと、毎日たくさんの方がヨガの練習を通して純粋なエネルギーをこの場所に置いていってくれるからだと思っています。みなさんの美しいエネルギーに触れて、スタジオもとても喜んでいるのを感じます。

スタジオの壁には日本近郊の珪藻土をふんだんに使っているため、夏は涼しく、冬は暖かく、静かな環境なので、瞑想や呼吸法もしっかりと集中して内側に入っていくことができます。また、床暖房があるため、いまの季節はポカポカで本当にリラックスできます。

まだ七条鴨川スタジオにお越しいただいていない方は、ぜひこのスタジオでクラスを受けてみてください。アクセスは、京都駅からは徒歩約１０分です。京阪電車の七条駅からは地上に出て橋を渡るだけの徒歩１分です。　TAMISAのチケット、パスは三条寺町スタジオ、松井山手スタジオともに共通してお使いいただけます。
そして、お腹が空いたら１階にある、私たちが運営するヴィーガンカフェVegOutにもお立ち寄りください。２階のキンカーオさんもとっても美味しいタイ料理がいただけます。ベジタリアンオプションもあるので軽いお食事がお好みの方もぜひ行ってみてくださいね！

今年は年始から大きな災害や事故がありました。まだ大変な状況にいらっしゃる方もいる中で、心を痛めたり、心がざわざわしたり、不安や心配の中にいる方もいらっしゃるかもしれません。起きた出来事を認識することは大切です。私たちにできることは、まず自分自身を保つことです。自分の波動を穏やかに、そして自分の中心に保つことで、今、自分に何ができるかが見えてきます。被災地の早期回復や被災者の方の安心と安全のためにも、自分の波動を保つ努力をしましょうね。そのためにはヨガの練習、呼吸法、瞑想はとても役にたちます。ぜひ、生活の中に少しでも取り入れてみてください。

全ての存在の幸せを願う祈りとともに、２０２４年もどうぞよろしくおねがいします！
TAMISA 代表　Yoko