食べることは、植物であれ動物であれ、その命を自分に写しかえること。べジタリアンや、ヴィーガン、ローフード、マクロビ、スーパーフードと呼ばれる噂の食品などなど。色々な食べ物や食事法があって、ヨガでも"不殺生"の教えから、菜食主義を提唱しているけれど、時代や地域によって食べられるものも違うし、文化の違いだってある。 何が正しくて何が間違っているか？や、食べ物の量や栄養のあるなし、美味しいまずいで食べ物を判断するのではなく、大切なのは「いただきます」の言葉や、人、自然、生物、環境が作用して生まれる過程を深く理解して、命を養う為に適切な食べ物を出来る限り無駄がないように感謝していただくことじゃないかなと。

私達の体と心は食べ物からできている。食べ物をいただくということは、命をいただくということ、その大切な命を私達がどう生かしていくか？そんな食べ物と私達の体と心との循環に気づき、体にも心にも、そして地球にも栄養となる純粋なエネルギーを循環させ、持続可能な食生活を送っていくことが、「いただきます」に込められた本当の意味なのかもしれない。