2021年2月から、親子のためのアーユルヴェーダ講座がスタートします。
【個性を知って自分や家族と仲良くなろう】をテーマに、実技を交えながら楽しく学べる講座です。
親子で学ぶというスタイルはとても新鮮に感じます。
そこで、今回は講師のHITOMI先生に、お話をお伺いしてみました。
■子どもにとって、なぜアーユルヴェーダが必要だと思いますか?
現代は、生活の中で自然に触れる機会が減っています。川に入って遊んだり、太陽を浴びながら大地を走り回ったり。
ずっとそうやって暮らしていた時代が、この100年ほどで大きく変化しました。
朝から晩まで電気の光が私たちを照らし、本来なら備わっている体内時計も自然のリズムで働きにくくなっています。
アーユルヴェーダの智慧は、子どもが本来の力で出来なくなった多くのことをサポートしてくれると感じていますし、今だからこそ必要な学びだと思います。
■アーユルヴェーダを育児にどのように生かされていますか
アーユルヴェーダはどこまでもどこまでも、その人個人を診るインドの伝統医療です。
それはその子の個性を伸ばして輝かせる智慧でもあります。
のんびりな個性の子、チャキチャキ動きたい子、いつも暑い暑いと汗をかく子。
それが、何故か?が分かれば、色んなことが理解ができるようになりました。
面白いことに、無意識に本人たちも調整したりしていますが、子どもの体質によって同じ食事をする時でも、消化力の弱い子には胡椒や生姜など消化を助けるものを足したりします。
逆に消化力の強い子にはその時に食べたいだけよそいます。
身体が熱い子には、熱を作りすぎないよう辛さを抑えた(冷ますような)食事などを心がけ、簡単に調整できる智慧をプラスしています。
乾燥する季節は温めるオイルケアも全身におすすめです。
春先、花粉症がひどかったら鼻にオイルを入れたりして季節のケアをしたり、風邪の引きかけにはトゥルシーと生姜のシロップを飲ませたりもしています。
ーーーーーーー
HITOMI先生からお話を伺って、子どもを比べたり、決めつけたりするのではなく、本人と向き合い、個性を尊重された子育てをされているように感じました。
今回の講座は、親子で一緒に参加できるからこそ、お互いへの理解が深まりやすくなるのでしょうね。
講座の詳細はこちらから
https://tamisa-yoga.com/program/workshop/sanjo/post-35.html
ご不明な点などあればお気軽にご連絡ください。