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2020年1月29日
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【タブロイド】サステナビリティって何だろう?

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かつて私が留学していた北欧の小国デンマーク。バイキングやレゴ、アンデルセンの童話、建築家であるアルネヤコブセンの美しい家具や建築物をイメージしがちですが、風力発電機を思い浮かべる方はあまりいないのではないかと思います。人口500万人ほどのこの国は、世界幸福度、行政透明度のランキングでも毎年上位をつけるのですが、同時に再生可能エネルギーの比率が国の消費する電力の40%を超えるなど、環境問題に対して非常に高い意識を持っている国でもあります。

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私が留学していた2006年当時、地域住民が協力し合い地域社会性や環境に重点を置き生活している集落、エコヴィレッジの見学や、環境NGOの講義やワークショップへの参加、自然エネルギー100%自給率600%を達成しているデンマークの南に位置するロラン島へエコツアーに出かけるなど、直接デンマーク人の考え方を聞く機会が多くありました。

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国民の環境問題に対する意識が高いデンマーク人ですが、深く考え始めたきっかけがありました。1970年代に世界中に影響を与えたオイルショックです。日本ではよくトイレットペーパーを連想する人が多いですが、デンマークでは家庭にあった給湯式のバスタブが、お湯を沸かして湯を張る行為を無駄遣いと感じるようになり姿を消したそうです。過去の教訓から大きく再生可能エネルギーに舵を切ったデンマーク。今では環境先進国じゃなかった時代をイメージできる人はあまり多くありません。 長い年月をかけて社会を少しづつ変えていくことはとても大変なこと。飽きっぽく周りに振り回されがちですが、未来に何を残し伝えていくのかを、少し遠くの未来を見ながらみんなで考えていきたいですね。

文:Sadao


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この記事はヨガスタジオ TAMISAのタブロイド誌『Yoga for Life vol.4』に掲載している記事をブログ用に再編集したものです。タブロイドの内容は、ヨガスタジオ TAMISAで無料配布している印刷物、過去のアーカイブを含めオンライン(issuu)でご覧いただけます。